Amazonオリジナルドラマ「高い城の男」レビュー。戦争に敗れたアメリカを日独が統治という異色の設定がたまらない

アイキャッチ画像出典:The Man In The High Castle Renewed For Season 2

こんにちは、アフリカ在住ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。

Amazonプライムビデオで配信がはじまったオリジナルドラマ『高い城の男』(原題:The Man in the High Castle)

海外で配信された時に話題となり気になっていたので、
日本版のプライムビデオでも配信開始と知ってさっそく観てみました。

前半はネタバレなしで、後半は第1話の感想をネタバレありで記載しています。

高い城の男”The Man in the High Castle”とは

SF小説の名作が原作

『高い城の男』はフィリップ・K・ディックのSF古典を実写化した作品です。

制作総指揮は『グラディエーター』(2000)や『ハンニバル』(2001)の監督を務めたリドリー・スコット。

第二次世界大戦でアメリカが日本・ドイツの連合軍に敗れ、
東西を分割統治されている世界を描いたドラマです。

2016年の12月12日に第1シーズンの10エピソードが字幕版と吹替版で公開されました。
米国Amazon.comでは12月16日から第2シーズンを放映予定です。

あらすじ(ネタバレなし)

1962年、第二次世界大戦はアメリカが日本・ドイツの連合軍に敗れる形で終わり、
国土の東を大ナチス帝国、西側を日本太平洋合衆国が統治していた。

両国の圧政によりかつての「自由」なアメリカは失われていた。
そんな中、今とは異なる世界を写し出すフィルムが発見される。

主人公のジュリアナはそのフィルムを妹から「これは希望よ」という言葉だけ残して渡されるが、
妹はその直後に殺されてしまう。

妹の言葉を信じ、このフィルムを制作したという謎の人物「高い城の男」を捜しはじめる。

第1話感想(ネタバレ)

設定が秀逸で引き込まれる

このドラマの「国土の東を大ナチス帝国、西側を日本太平洋合衆国が統治」
という設定にまずやられましたね。

「なにこれ絶対面白いじゃん」

と観ずにはいられない設定、これはズルいです。

しかしそうなると心配なのが出オチパターン。
素材は最高なのに調理が残念な作品が数多くあるのも事実です。

第1話ではこれから面白くなりそうだなと言う期待はあったので、
そうならないかなと思ってます。

単純に「A vs B」じゃないのも良い

アメリカの中には「レジスタンス」と呼ばれる集団がいてなにやら怪しい動きをしています。

はじめは「連合軍 vs レジスタンス」という話なのかなと思いました。

しかしドイツと日本の官僚のやり取りの後に、
ドイツ側が日本人を「つり目は迷信深いな」と日本の慣習をバカにしたり、
日本人側も「我々を見下している。彼は視野の狭い男なのだよ」
と連合国間に不和が生じる予感もします。

裏切りに次ぐ裏切り!みたいな話好きなので、
構図が単純すぎないのも良いですね。

とか言ってたらさっそく二重スパイ

大ナチス帝国の統治しているニューヨークにいるアメリカ人のジョー。
彼はアメリカへの愛国心をアピールしてレジスタンスから仕事をもらいます。

しかし第1話のラストで彼がドイツ側に電話をし二重スパイだということが判明します。

そして最後に一言「ハイル・ヒトラー」

少し違和感のある日本語

海外ドラマあるあるですが、
ところどころ日本語の発音が違和感ありました。
(駅のアナウンスとか)

『HEROS』のアンドウくんよりはマシですけど。

あと田上のことをみんな「タゴミ」「タゴミ」と言うのが気になってしまう。笑

続きが楽しみなドラマ

まだ1話を観ただけだと「超面白い!おススメ!」と言えるか判断は難しい所です。

ただ少なくとも次の話を早く観たくなりましたし、
「かなり期待大」と言える作品であることは間違いありません。

ルワンダの田舎に住んでいるため家ではストリーミング再生で続きを観れずじれったかった…
今日カフェで2,3話をダウンロードしたので続きをみてレビューを書いていきたいと思います!

Amazonプライムビデオで観れます

動画の視聴はAmazonプライムビデオから!

 

【追記】シーズン1を見終わっての感想(ネタバレ)

頑張れ田上さん!

物語の序盤では、各国、またそれぞれの人が何を企んでいるのかよくわかりませんでした。

まだまだ謎は多いもののシーズン1をすべて観ると、
誰がどういう意図で動いているのか段々明らかになってきました。

なかでも注目は日本のドラマなら完全に悪役顔の田上さん。

彼は何としても戦争を食い止めるために奔走していたんですね。

目的の為なら手段を選ばない人物が多いこのドラマの中で、
人として超えてはならないラインを保っている田上さんは応援したくなります。

ジュリアナとフランク、ジョーの恋の行方は?

物語的にはジュリアナとジョーが恋に落ちる流れですが…

それだとあまりにもフランクが可哀そう。

ジュリアナの勝手な行動で妹とその子供たちを殺されてしまって、
振り回された挙句に捨てられるなんて…。

あまりにも報われないじゃないですか。

シーズン2でいったんジョーと結ばれるのはほぼ確定かなと思いますが、
制作陣のみなさま、どうかフランクをハッピーエンドにしてあげてください。

日本が悪者過ぎる

かなり日本人に悪いヤツ多いですね。笑

この物語で出てくる主要な3か国はアメリカ、ドイツ、日本。
日本はドイツと比較して立場が弱いわりに悪いやつけっこう出てきます。

それぞれの国とその運命を握る人物たちは、
自分たちの正義のもとに戦っています。

フラットに見たら絶対的な悪なんていないんですよね。
自分の国や家族を守るために必死なんです。

なのであえてドイツや日本を悪者にして、
物語の主人公であるアメリカ側をある程度正当化させなければならないのはしょうがないと思います。

しかしあまりにも残酷な人がいてね。
日本人が海外ドラマで活躍する嬉しさ半分、「そんな国民性じゃないよ!」とヒヤヒヤ感半分で観てます。

やっぱり面白い

期待を裏切らない面白さでした。

まだ謎な部分も多く、はやくシーズン2が観たいです。

※2017年1月27日から字幕版・吹き替え版ともにシーズン2の配信が開始しました!
視聴が終わったらシーズン2の感想を追記(もしくは別記事)でお届けする予定です。

シーズン2はこちらから。

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